歯周ポケットを浅くする方法
虫歯よりもある意味怖いのが歯周病です。
歯周病は歯茎やその奥の骨などを支える歯茎内部の組織が炎症をおこしどんどん破壊されていく怖い病気です。
実際、歯の抜ける原因は虫歯よりも歯周病の方がやや上回っています。
しかも歯周病の怖いのは一度歯周病になってしまったら完治することはできません。
では歯周病を防ぐあるいはそれ以上に悪化させない方法はあるのでしょうか？
はい、あります。
■歯周ポケットの深さが重要
それには歯磨きだけではなく、歯周ポケットのケアが重要となります。
あなたは自分の歯周ポケットがどれくらいの深さか知っていますか？
歯周ポケットとは歯と歯茎の境目部分のことです。わかりやすく言うと歯と歯茎の間の溝の深い部分をいいます。
この歯周ポケットの深さは歯医者さんで測定してくれます。
少し痛いですが、歯周ポケットに測定用尖った機具をつっこんで深さを測ります。
歯周ポケットは2ミリ以下が望ましいとされています。3ミリならギリギリOKっといったところでしょうか。
歯周ポケットの深さが4ミリを超えてくると炎症をおこし始めている可能性があります。
つまり歯茎が腫れ上がった分歯周ポケットが深くなるわけです。
■歯周ポケットを浅くする方法
話を戻しますが歯周ポケットを浅くするためには、歯磨きだけではなく洗浄が必要です。
「歯周ポケット洗浄」です。
ポケット洗浄とは、ジェット水流で歯周ポケット内を洗うことです。
歯科クリニックによっては最近ではポケット洗浄をしてくれるところがあります。
歯周ポケットには虫歯菌や歯垢、歯石の元となる雑菌などがウヨウヨ溜まっています。
これは歯磨きではまったく除去できません。
人生で一度もポケット洗浄をしたことがない人は、歯周ポケットの中には雑菌がウヨウヨいる可能性が高いです。
もちろん歯茎が腫れていない、歯周ポケットが深くないのなら大丈夫です。
ぜひ近くの歯科クリニック、可能なら最新の治療ができる歯科クリニックに聞いてい見て下さい。
ただポケット洗浄をしてくれるクリニックは自由診療かセレブが通うような最新のクリニックが大半かもしれません。
歯周ポケットを頻繁に洗浄していれば、歯周ポケットはどんどん浅くなります。
ただポケット洗浄は保険は効かないかもしれませんので実費負担となる場合が大半のようです。
■自宅でポケット洗浄はできないのか？
クリニックほど強力な洗浄ではありませんが、家庭用で歯茎やポケットの汚れを除去できるレベルの物はあります。
実際に私が毎日使っています。
これはジェット水流とバブル水流と二段階に調整ができ、歯茎や歯の隙間、銀歯などのかぶせ物の根元などに対しても大きな洗浄効果を発揮します。
もちろん歯科クリニックの血がでそうなほどの超強力な水流ではありませんが、かなり良い強さです。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
わたしがおすすめのポケット洗浄がそこそこできる口腔洗浄機
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歯周病対策 フロスは必須
あなたは歯磨き以外にデンタルフロスや歯間ブラシをつかっていますか？
もしつかっていないのなら、かなり深刻です。
歯ブラシだけでは、歯の間の汚れは落ちません。
いずれは虫歯になってしまう可能性が高くなります。
かならず一日1回はデンタルフロスをつかって歯の間の歯垢を剥がす必要があります。
フロスは要は糸ようじです。
デンタルフロスをすべての歯と歯の間に通してください。
歯垢は24時間以上剥がさないでおくと虫歯や歯垢の原因になります。
歯の隙間が大きい人は、歯間ブラシで対応してください。
かならず夕食後には歯磨き、デンタルフロス、歯間ブラシを実行してください。
通常はそれらさえしっかりできていれば虫歯にはそうそう罹りません。
